ツイッターの光と影

 ツイッターというツールはとても面白く思い、日本に導入されて即座に登録しました。

最初のアカウントでは、面白さ激しさ優先のツイートの連発で暴れすぎた事を自省して削除したので、今は真っ当なかたちでの再出発アカウントで楽しんでおります。

  

 現在は、主に「令和怪奇画報」及び北原功士という怪奇人間の描く絵を皆さんに知っていただく事を目的に使っておりますが、時折、変なツイートをしてしまうのは過去の名残です。

 インターネットが無い時代、雑誌にまんがを掲載しようと読者の意見感想などは、ほとんど届いてきませんでした。その不便な時代における欲求を満たしてくれるツールとして、とても重宝しており、僕の絵を見てくださった皆さんの反応をとても興味深くかつ嬉しく拝読させていただいています。さらに、現時点で5000人ほどのフォロワーの皆さんの発言は、定期的に余さず読ませていただいております。

 その中で、時折なぜこの人が僕をフォローしたのかと疑問に思う事もありますが、絵や書籍、まして怪奇的なものを日常の中での重要度の低い方々の中にも、怪奇を楽しむ気持ちや興味があるのだろうと想像します。


 一方で、バカッター、バカ発見機などという言葉が生まれるように、失笑を誘うようなツイートが氾濫する側面もありますが、僕は各人の知識量、物事への認識の深さ甘さ捉え方など、多様性を楽しむには抜群なツールだと思っています。

 僕自身、見る人が見れば眉をひそめるような刺激的な発言や、チンパンジー以下の知能指数かと見まがうようなツイートをする事もあるので、「バッカじゃねーの」というツイートに対してもお互い様という事で寛大に受け止めさせてもらっています。


 しかし、しかしです。他者に対し、礼儀を欠く行為だけは許せないと思っています。

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!ドガーーーーーーーン!

 特にゲロむかつくのが、引用リツイートです。

引用リツイートというシステム自体に不満はなく、時にありがたく感じる事も多々ありますが、僕がもっとも不愉快に感じる「誰々みたいな絵」という記述をつけてのリツイートは絵を描く者にとって、侮辱にも似た感想であり、実に無神経だと思うのです。

 僕の場合。例外は石原豪人ですが、これは僕も昭和の怪奇児童書の様式にならっての作画をしておりますので、その印象は拭えないというより、持っていただかないとある意味、僕の絵の方向性として失敗という面もあります。

 僕をフォローしてくださったり、このウェブサイトの閲覧をしてくださっている皆さんは、僕の怪奇画が石原豪人の模倣でも焼き直しでもない事は、とっくに感じてくださっていると思います。

 ですが、ツイッターでたまたま僕の絵を見かけた人が、まず石原豪人という画家の絵を連想するのは当然でありましょう。ゆえに、石原豪人だけは例外です。

 しかし!その他の画家や漫画家の名前を出すのは許せねえ!ゴゴゴゴゴゴ!

クリエイターの作の感想に、全然好きでもないし関係ない人の名を出すのは、繊細で自尊心だけは膨れ上がっている者に対し、残酷無残過ぎます!こちとら自分が天才なんじゃないかと時々勘違いするような中学生並みのアイデンティティなんだ!そして人生を賭して培ってきた自分独自の作風っていうものがあるのだ!

いや、思うのはその人の勝手です。でも引用リツイートをするという事は、本人にも通知がくる一方で、本人に伝える意見感想ではないという、なんかいやな感じ。

 僕は、コメントをいただいた方にはすべて返信する事にしておりますし、引用リツイートしてくれた方にも返信する事があります。ところが、その返信に対してはまったくの無反応。他者のツイートを引用はするけど、その当人の返信には返事も何もしないというのはどうなのでしょう。しかも、どういう人なのかとプロフを見れば著名な大学教授だったりするしね!人に学問を教える前に礼儀を学べ!

とても無礼な気がしますが、ツイッターというツールの自由度でもありますので、各人の使い方、考え方があって良いとは思います。でも死ねばいい。

 いっそこちらもそういうやつの発言をいやな引用リツイートで逆襲してやろうかと思う事もありますが、生まれが良い僕は上品なので、そういう事はできません。

 皆さんの嬉しいご感想を享受できるのと同時に、無礼でガサツな人間にも翻弄されてしまうツイッターとはなかなか手ごわいものでもありますね。


 皆さん、絵描きに対するご意見ご感想、とても嬉しく待ち望んでいるものではありますが、他の絵描きの名前はなるべく出さない方が賢明かと思います。

そして、引用リツイートをする時は慎重に。

 


 

 


 


 

63回の閲覧

最新記事

すべて表示

さらばクリスマス!

絵を描いているうちにクリスマスが自動的に過ぎ去りました!外出でもすれば街はクリスマスムードに染められていたのでしょうが、余程の用事が無い限り家から出ない僕には冬が来ている事すら今ひとつ実感がありません。 テレビも映像ソフトの再生専用機であり、番組は見れないので、外界での出来事もあまり知らずに過ごしています。 思えば昨年末から怪奇画を描き続け、正月も作画に集中しておりました。クリスマスや正月などの季

子供の頃の怖い場所

10歳に満たない頃、怖い場所に一人で行くのが好きというか、子供なりのイニシエーションとして時々挑戦していました。 夜や夕暮れは怖すぎるので避けて、できれば太陽光のある午後。 森の中、神社や墓地、防空壕跡、空き地にある用途不明の地下室・・・東京郊外では近所に結構ありました。一人で行くとちょっと怖い場所が。 とにかく、そこに行き何もしないで辺りの様子を感じながらただ佇む。だんだん怖くなって耐えられなく

死について

今日はスキャナーのパーツと画材が必要になったので、10日ぶりに外出しました。足りなくなった絵の具も手に入り、気分良く帰宅するはずがシュンとなって帰ってきました。 浅草から秋葉原まで歩き、上野の金華堂に立ち寄り画材を買いました。 雨の中歩き続けたので金華堂の裏にある公園で少し座ってから帰ろうと思ったのですが、公園の入口の地面で鳥が飛ぼうとしている、あるいは立ち上がろうとしていました。原因はわかりませ